Pears、The Flaming Tsunamis、Fatter Than Albertのメンバーが集結して結成されたスカパンク・バンド「Bad Operation」。中でもFat Wreck Chordsと契約しているPearsのメンバーが参加しているのに驚くはず。ルイジアナ州ニューオリンズを活動拠点とするメンバーからなる非常に興味をそそられるバンドだ。

　　バンドは、メインストリームの外でスカの生存と繁栄のために不可欠なエネルギッシュなDIY精神のもとで活動し続けていた。2019年1月、PEARSのブライアン(Gt)がツアーに出発する前に１回ライブをするという単純な目的の為に結成。パンデミックのため、2020年3月12日に行われる予定の最初のライブが、キャンセルになり２番目の目標を立てた。バンドは、セルフタイトルのアルバムをレコーディングするという目標だ。リリースは、2020年12月18日に決定。本作は、BAD OPERATIONのメンバーが運営するCommunity Recordsと新進気鋭のスカレーベルBad Time Recordsの共同リリース。日本からは、1138からの発売となった。

    ハードコア・パンクのPears、スカとメタルコアを愛するThe Flaming Tsunamis、ジャズ、レゲエ、ハードコアパンクをブレンドしたFatter Than Albert、ジャンルもバラバラなバンドから集ったメンバー。彼等の今がリンクした現場がこのBad Operationであり、ポップパンク、スカ、レゲエなのだ。個々のバンドが、インディーズシーンで活動していただけあって、ツボを押さえたアレンジと演奏でこちらの体を揺さぶってくる。それはまた、1曲目から絶妙なタイミングで切り札を換えくるからたちが悪い。1〜3曲目までの曲の流れは、特に最高だ！！このバンドでのライブは、数回程度ながら各バンドの活動歴を考えれば納得。

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